Human Values Lab.
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Having Influence
影響力を持つ

We need to feel we belong. We value similar world views to our own.

Influencers Reconsidered
インフルエンサーの再考

10代の40%が、ソーシャルメディア上の画像が原因で自分のボディイメージを気にするようになったと回答しています。

Mental Health Foundation, 2019

Netflix「The Social Dilemma」のようなドキュメンタリー番組は、ソーシャルネットワーク企業の裏側を明らかにし、ソーシャルメディアがいかにわたしたちの思考に影響を及ぼすかを伝えています。私たちは自分がフォローしている人を再評価し、生活にプラスの影響を与えるより信頼性の高い情報源に関心を持っています。

Mass Unfollowing

誰をフォローするのか、または誰がネット上で影響力を持つにふさわしいのかを若いネットユーザーは慎重に検討し始めています。TiktokとTwitterのトレンド「Eat The Rich」は、世界最大のインフルエンサーをフォローしないことで彼らの権力と富を奪い、代わりにアップカミングなクリエーターをフォローするようユーザーに呼びかけています。

Photo Credit:MICHELLE RENNEX/Junkee Media, 2020

Held Accountable

Did they help? は、権力を持つ人々の行動をランク付けするウェブサイトで、有名人やブランドが自身の行動について責任を負うことを求めています。これは、私たちがどのような著名人やブランドと交流するかを選択する際の指針となります。

Photo Credit:DID THEY HELP LIMITED, 2021

Genu-influencers

世界にポジティブな影響を与えるインフルエンサーが増えています。看護師のサラや医師のアレックスなどの医療系インフルエンサーは、Covid-19の誤った情報がネット上にはびこる状況に対抗するべく正確な情報を投稿し、フォロワーを教育しています。

Photo Credit:Dr. Alex George, 2021/Sarah Flanagan, 2021

Re-balancing Power
パワーバランスの改善

黒人の創業者がベンチャーキャピタルから受ける資金はおよそ1%です

Harvard Business Review, 2020

私たちはこれまで権力を握ってきた人や組織に立ち向かい始めています。一極に集中する影響力を分散し、多くのマイノリティグループが未来への一歩を踏み出しています。

Collective Power

Redditのサブサイト「Wallstreetbets」は、パンデミックで苦戦していた米国のゲームショップ「Gamestop」の株の空売りを阻止することで、ヘッジファンドに50億ドルの損害を与えました。これまでのGamestopの株をまとめて購入し、価格を上昇させることで、既存のヘッジファンドがブランドから利益を得ることを防いだのです。

Photo Credit:Wallstreetbets, 2021

Minority Support

Glossier社は、黒人経営者のビジネスに50万ドルの助成金を提供することを約束しました。これは、あまりにも長い間、白人中心のマーケットで支配されてきた競争の場を公平にするための試みです。

Photo Credit:Glossier, 2021

De-platformed

ドナルド・トランプ氏が支持者を煽って国会議事堂を襲撃させた後、Twitterのアカウントで停止されたことで、前大統領はその影響力のほとんどを失いました。

Photo Credit:WIRED, 2021

Invisible Truth
真実の不確かさ

偽の情報によるインフォデミック(混乱・偏見)

「 正しさを判断しにくい情報社会 」

いまや世界的に普及一般化したTwitterやInstagramをはじめとするSNSには、偽の情報すらも恐るべき勢いで拡散させる力を持っている。YouTube、まとめサイトや個人ブログなど個人が気軽に情報を発信できるようになった分、私たちはリアルタイムで世界中の情報を簡単に見られるようになった。しかし、そこで発信される情報の精度は玉石混交となり、嘘の情報や悪意のある意見すらも一種の「真実」として人々に受け止められてしまう事態が起きている。混沌とした情報社会の中で、人々はどうやって「正しさ」を判断していくべきだろうか。

Microaggression
他者への攻撃

いじめ・誹謗中傷・ヘイトスピーチ

「 ネット攻撃から自分を守れるか 」

LINEやInstagramなどのSNSが若年層に広がったことで、いじめのかたちもまた変容しつつある。SNS上で悪口を書かれたり、LINEグループから仲間外れにされたりするようないじめから、最近では履歴を削除するなどして、一見するとわかりにくい巧妙ないじめも起きている。また、新しいネットサービスやSNSが生まれると、そのサービスに沿ったいじめが起きる可能性が高まる。

・LINE/SNSいじめ
・ヘイトスピーチ
・ネット上の誹謗中傷

Brainwashing
意図しない洗脳

マインドコントール・マイクロターゲティング・エコーチェーンバー・依存・フィルターバブル

「偏った世界にいること」に気付けない

大量の情報に囲まれた私たちは、自分が欲する情報や居心地のいいコミュニティのみを求めるようになっている。企業側はそうしたユーザーのニーズに対して、個々にパーソナライズされた情報を提供することで、私たちの欲求を満たしているように思える。しかし、偏った情報やコミュニティはいつの間にか、偏った価値観を生みだし、ユーザーの判断力や創造性をも奪っていく。そして「自分らしい」と思っていた価値観が第三者に操作されていることも気付くことはない。

・自殺を誘発するリコメンド(ソーシャルゲームを通じて若い世代の自殺が増加)
・善悪の判断基準が崩壊したネット犯罪
・リコメンド依存
・アメリカ大統領選挙での情報操作

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